カルティエなら、お任せください!
1847年、パリで創業し“王の宝石商、宝石商の王”と称されたカルティエの時計進出は、19世紀末に3代目ルイ・カルティエが経営に参画したことから始まりました。1904年に飛行家のアルベルト・サントス=デュモンの依頼を受けて、世界初となる本格男性用腕時計「サントス」を完成。1912年には「トーチュ」、1919年に戦車の平面図からインスピレーションを受けた「タンク」を開発しました。
現在のカルティエは自社製ムーブメントも手掛け、優美かつ大胆なフォルムと優れた時計技術が融合するラグジュアリーウオッチを次々と開発。リシュモン グループの盟主として高級時計界に君臨しています。
クォーツ式モデルなら数年に一度は電池交換が必要になります。また、末永く愛用するために、機械式ムーブメントはもちろん、クォーツ式でも定期的なオーバーホールは必要です。
弊社には、カルティエの製品に精通した技術者が何人も在籍しています。彼らは国家検定一級時計修理技能士の資格を持つ、国内トップクラスの熟練職人ばかり。精度の不具合やムーブメントの異音、リューズやサファイアクリスタルの破損、ブレスレットのガタつき、ダイヤルの曇りなど、カルティエの時計なら現行モデルはもちろん、アンティークも対応可能です。また、電池交換にしても、単に電池を交換するだけでなく、パッキンが劣化して防水性能が落ちていないかなど、コンディションや不具合もチェックしていますので、ご安心ください。
カルティエの修理サービス
オーバーホール
オーバーホールとは、日本語で「分解・掃除」のこと。時計内部のムーブメントを一度バラバラに分解して、専用機器で徹底的に洗浄し、新鮮な油を注しながら組み立て直します。その際に、経年劣化によって性能が落ちた部品を交換し、熟練職人が不具合をチェックしながら、新品に近いコンディションにまで戻していきます。
見た目に異常がなくても、3~4年に一度のオーバーホールは、カルティエの製品を末永く使い続けるためには必要不可欠なこと。弊社では正規メンテナンス工房と同じ機材を揃え、純正パーツを使って高度なオーバーホールを行っています。認定ショップや販売店では高くつくオーバーホール料金も、時計修理工房なら中間手数料を省くことができるため、お値打ち価格に設定できるのです。
時計修理
カルティエの製品は、機械式とクォーツ式がバランスよく搭載されています。外装パーツを含めて、現行品もアンティーク品も熟知した弊社の1級時計技師は、摩耗しやすいパーツや壊れやすい場所などを知りつくしているため、的確な対処方法をご提案できます。
たとえば「進む・遅れる」といっても、1日に1分近く進んだり遅れたりするのか、新品当時より少し精度が悪くなっただけなのか、その程度によってもさまざまな理由が考えられます。また、ひとつのパーツが正常に動かなくなっただけで、他のパーツに多大な負担をかけ、放置すると時計全体の支障へと拡大することもあります。強い衝撃を受けてブレスにキズがついたなら、時計内部にも衝撃が伝わって不具合が発生しかかっているかもしれません。どんな小さな症状も見逃さず、お早めにご相談ください。
風防交換
きわめて硬度が高く、割れにくいといわれるサファイアクリスタルですが、一定以上の強い衝撃が加われば、当然破損します。もし湿気が内部に入ってしまうと、ムーブメントが錆びる原因となり、取り返しがつかない大惨事につながる可能性もあります。一刻も早い修理をお勧めします。また、アンティークに多いミネラルクリスタルの場合は、サファイアより弱いため、ちょっと強めの衝撃が加わると破損することがあるのでご注意ください。
プラスチック風防は、さらに割れやすいのはもちろん、細かなキズもつきやすいことを知っておきましょう。ただ、ミネラル風防と違ってプラスチック風防の浅いキズは、研磨によって消すことができます。交換すべきか、研磨すべきか、お気軽にご相談ください。
ゼンマイ交換/電池交換
カルティエだけでなく、腕時計のゼンマイ切れは予測できません。1年使えば必ず摩耗が発生しているのですが、3年で切れることもあれば、10年持つこともあります。もしオーバーホール時に、ゼンマイに傷みが見つかれば、交換した方がベターでしょう。
クォーツ式の場合は、ゼンマイではなく電池で動いています。電池寿命は約2年。電池切れの状態で放置すると、液漏れなどによって故障につながるので、早めの電池交換をお勧めします。駅前などで電池交換を行っているショップを見かけますが、ただ電池交換するだけで、ほとんどはパッキンの交換や防水テストは行われておらず、防水性能は保証されていません。裏蓋を開けたときに埃が入ったり、内部の精密機械に皮脂をつけたり、といったトラブルを防ぐためにも、ぜひ弊社にご依頼ください。
カルティエの修理事例
タンク フランセーズ
Ref.W51008Q3
戦車のキャタピラからインスピレーションを得たタンクのデザインを、メタルブレスの中央にケースを配してモダンに仕上げたのがタンク フランセーズ。腕時計というよりもブレスレットウオッチと呼びたい人気の定番モデルです。大切に使っても増えるブレスやケースの小傷は、弊社ならほとんど新品同様に消すことが可能です。また、クォーツモデルは電池切れの際、液漏れが発生する前に早めの電池交換をご依頼ください。
風防交換 | 10,000~100,000円 |
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ゼンマイ交換 | 10,000~100,000円 |
リューズとチューブの交換 | 10,000~15,000円 |
オーバーホール | 100,000円(交換部品代別) |
バロン ブルー ドゥ カルティエ
Ref.W69010Z4
ケースやベゼル、リューズガード、カレンダー表示など、バロン(風船)をモチーフにしたデザインが軽やかで美しい、カルティエらしいエレガントなモデルです。男性向け・女性向けの各種サイズが揃い、シェアに適した36mm径もラインナップ。クォーツ式ムーブメントを搭載したこのレディースモデルは、2年に一度の電池交換、4年に一度のオーバーホールをお勧めしています。
風防交換 | 10,000~100,000円 |
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ゼンマイ交換 | 10,000~100,000円 |
リューズとチューブの交換 | 10,000~15,000円 |
オーバーホール | 100,000円(交換部品代別) |
パシャ
Ref.W31072M7
1943年に誕生した防水ウオッチをルーツに持ち、4つのアラビア数字、ミニチェーンで固定されたねじ込み式リューズプロテクターが個性的な人気定番モデルです。多彩なサイズとデザインが揃う中でも、この42mm径は最大サイズ。自動巻きムーブメントは、シースルーバックから観賞できます。早めのメンテナンスと定期的なオーバーホールで、末永くご愛用ください。
風防交換 | 10,000~100,000円 |
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ゼンマイ交換 | 10,000~100,000円 |
リューズとチューブの交換 | 10,000~15,000円 |
オーバーホール | 100,000円(交換部品代別) |
カリブル ドゥ カルティエ
Ref.W7100016
世界初の紳士用腕時計サントスを開発した1904年に敬意を表して、Cal.1904 MCと命名されたカルティエ初の自社ムーブメントを搭載しています。レディース用がない男性専用コレクションとして、リューズガードやラグなど力強いデザインも人気です。2つの候箱を搭載したエクスクルーシブな機械式ムーブメントですので、扱いに慣れた修理工房でのメンテナンスをお勧めいたします。
風防交換 | 10,000~100,000円 |
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ゼンマイ交換 | 10,000~100,000円 |
リューズとチューブの交換 | 10,000~15,000円 |
オーバーホール | 100,000円(交換部品代別) |